【厳しい残暑】熱中症で搬送次々…連休は台風が九州直撃へ
14日、東京都心には真夏のような日差しが降り注ぎました。
20代会社員
「8月を思い出したんじゃないですかね、これ」
各地で厳しい残暑となったこの日、愛知県・名古屋市の中学校では、生徒12人が熱中症とみられる症状を訴え、病院に搬送されました。
学校では、1週間後に体育大会が予定されていて、生徒たちは、大縄跳びの練習中に体調不良を訴えたということです。
名古屋市のきょうの最高気温は34.0度。真夏日となる中の練習でしたが、学校側は。
愛知・香流中学校 野々山顕睦教頭
「マスクなしでやっておりましたし、水筒・タオルは持参させ、休憩時間もかなり多くとりながら、（練習を）実施をしていたと」
「最後の20分だけクラス対抗ということで、子供ら必死になっちゃったもんですから、我々も今後注意しなくてはいけないところだと反省をしております」
名古屋市内では、同じく体育大会の練習をしていたという別の中学校2校でも、あわせて7人の生徒が熱中症の疑いで救急搬送されました。
季節が戻ったかのような厳しい暑さで、東京・渋谷の最高気温は32.3℃。真夏日となり、街行く人も、きょうは夏の装いでした。
30代会社員
「色は秋っぽい色を着ているんですけど、素材は涼しいものを選んでいます」
「暑いので8月と変わらない暑さ対策をしています」
60代主婦
「風はさわやかで秋っぽいけど、日差しがきつい」
この暑さ、皇居周辺のランナーたちにとってはー。
皇居ランナー
「カラっとしてていい感じですね」
皇居ランナー
「きょうは30℃超えるというので心して来ました。この暑さを逆に楽しみたい」
笑顔を見せる人もいれば、暑さがこたえるという人も―――。
皇居ランナー
「（首にかける）アイスリングとか普段準備しているんですけど、きょうは“想像以上に暑いな”っていうので後悔してます」
その一方で、西日本はより厳しい暑さに見舞われました。大阪は、最高気温が34.0℃と、猛暑日手前となりました。
「9月…暑い時もあるなって思ったけど『こんな暑かったっけ？』みたいな」
愛媛県・大洲市では、日本で2番目、36℃を超える猛暑日に。畑で水やりをしていた高校生たちは、野菜にだけでなく、自分たちへの“水やり”も忘れませんでした。
（14日の最高気温：1位 熊本・宇城市 36.7℃ 2位 愛媛・大洲市 36.6℃)
西日本ではあす以降も残暑が続く見込みですが、この3連休注意が必要なのが、台風です。
現在、日本の周りには、3つの台風があって、注意が必要なのは、中央にある台風14号です。
17日に奄美・沖縄に接近し、18日には九州に直撃する予想で、この影響で、関東など離れた場所でも雨が降るおそれがあるのです。今週末から始まるシルバーウイーク。台風の動向に注意が必要です。
(2022年9月14日放送「news every.」より)
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