台風12号　11日にも沖縄接近　離れた場所でも局地的な大雨の恐れ｜TBS NEWS DIG

台風12号　11日にも沖縄接近　離れた場所でも局地的な大雨の恐れ｜TBS NEWS DIG

8日に発生した台風12号は、11日にも沖縄県に接近するとみられていますが、今後の進路次第では、離れた場所でも局地的な大雨になる恐れがあるといいます。突然の大雨にどう備えればよいのでしょうか?

■台風12号発生　11日から12日に沖縄に接近

國本未華キャスター:
台風がまた発生しました。9月8日朝、フィリピンの東海上に位置する雲が台風として解析されました。台風11号ほど勢いよく発達する形ではないですが、それでも沖縄には強い勢力で近づく見通しです。備えは早めにしていただきたいです。

台風の進路は、今はまだフィリピンの東海上ですが、北上して、9月11日から12日に一番沖縄に影響が出てきそうです。この時点で、中心では970ヘクトパスカルと強い勢力を予想しています。

井上貴博キャスター:
この後は、本州の方に近づくルートになりそうですか?

國本キャスター:
今のところ北上傾向ではあるんですが、予報円の少し東寄りを取った場合は、もう少し広い範囲に影響が出る心配があります。

台風シーズンは、8月、9月が一番多くて接近数も同時に多くなる時期です。年間でいうと25個ぐらい発生しますが、今12個ということで、まだ折り返しの段階ですね。

この先、11日以降は特に沖縄に台風12号の影響がでそうです。広い範囲で台風の影響が広がる形ではないですが、進路が少し東寄りになってくると局地的な雨とか雷はますます起きやすくなっていきそうです。

井上キャスター:
全国的に秋晴れはこの先ぐらいなんですか?

國本キャスター:
実は北海道や九州の一部はよく晴れていますが、関東に関しては、ずっと海からの風が来てしまって曇りです。

■台風の影響で9月いっぱいは暑くなる可能性も　都内は30度超の予想

井上キャスター:
東京の気温を見ていきます。今、例年だと何度ぐらいですか?

國本キャスター:
最高気温で29度ぐらいです。

井上キャスター:
一方、週間予報はどうなっているのかというと、29度よりも上回る。むしろ14日以降は、30度を上回る日が続くと10日間予報が出ています。

ホラン千秋キャスター:
これくらいの差は、大体平年値と見た方がいいのでしょうか?

國本キャスター:
少し高めの傾向ではあります。日が出るともう少し予想より高い可能性を考えた方がいいですね。9月いっぱいでも気温が少し高い傾向が予想されています。

■離れた場所でも局地的な大雨の恐れ　どう備える?

井上キャスター:
台風12号は、どんなところを念頭に考えればいいのか、離れた場所でもぜひ警戒してくださいということになるわけです。

國本キャスター:
今後の進路次第では、台風から離れた場所でも大気が不安定になります。9月中旬にかけて局地的な大雨になる恐れもあります。最新情報は、テレビやラジオ、インターネット含めてチェックしていただきたいです。

井上キャスター:
台風11号の影響で関東では、台風は日本海側の方にそれていったにも関わらず、天気が急変するということがありました。9月1日、埼玉や茨城の3つの地点で1時間あたり30ミリ以上の激しい雨が降りました。

2日、神奈川三浦市で49ミリと激しい雨となりました。1日関東では、午後3時から午後9時の間に落雷が約4300回観測されています。

皆さんやってらっしゃることかと思いますが、常日ごろの備えです。▼アンダーパスなどを避けるようにしてください。▼平時に、避難場所や連絡方法をご家族で確認するようにしてみてください。▼まわりに側溝や排水溝がある場合は、掃除をするのも一つの手です。▼非常用品の確認。どんなものがあるか頭に入れていただければと思います。

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