80トン超の解体がれきなど産業廃棄物を山中に不法投棄か…産廃業者の元役員ら5人逮捕（2022年9月7日）
解体工事で発生したがれきなどの産業廃棄物を兵庫県内の山中に不法投棄したとして、産廃業者の元役員らが逮捕されました。
廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは兵庫県加古川市の解体業・岡田直樹容疑者（５６）ら５人です。警察によりますと去年９月、岡田容疑者は自身が役員を務めていた産廃業者の従業員らと共謀し、マンションなどを解体した時に発生するコンクリートやガラス片などの産業廃棄物約８２トンを兵庫県加西市の山林に不法投棄した疑いが持たれています。
警察の取り調べに対して岡田容疑者は「分別のために運んだと思うので投棄したかはわからない」と容疑を否認する一方、従業員の一部は「会社の指示でゴミを運び込んだ」と話しているということです。
山林には約５０００トンのがれきが溜まっていて、警察は少なくとも２年前から岡田容疑者らが不法投棄していたとみて捜査しています。
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