“刃物で襲撃”恐怖の一部始終 隣人トラブルが“殺人未遂”に…防カメ設置矢先に被害(2022年9月6日)

“刃物で襲撃”恐怖の一部始終 隣人トラブルが“殺人未遂”に…防カメ設置矢先に被害(2022年9月6日)

“刃物で襲撃”恐怖の一部始終 隣人トラブルが“殺人未遂”に…防カメ設置矢先に被害(2022年9月6日)

 千葉県の住宅街で、男性が隣人の男に刃物で襲われる一部始終をカメラが捉えていました。2人の間に、何があったのでしょうか。

■閑静な住宅街…隣人を“刃物で襲撃”

 近隣住民:「出血があったみたいで。かなり血が飛んでいるような感じ」

 閑静な住宅街で起きた、殺人未遂事件。被害に遭った男性の住宅に設置された防犯カメラが、その一部始終を記録していました。

 4日夜、玄関先に現れたのは隣に住む男です。次の瞬間でした。

 襲い掛かったのは、河上久容疑者(62)。右手に果物ナイフサイズの刃物を握り、男性の胸の辺りを刺そうとします。

 男性が必死に刃物を払い落とすと、2人はそのまま路上でもみ合いになりました。被害男性の妻は、次のように話します。

 被害男性の妻:「ここで、もみ合ったみたい。ずっと血が止まらなくて、今もすごい大変な思いをしている」

■過去に複数被害…防カメ設置の矢先に

 2人の間に一体、何があったのでしょうか。

 男性の妻によると、数年前から河上容疑者との間で、隣人トラブルが起きていたといいます。

 被害男性の妻:「(数年前に)管理費を納めないと言い出して。そこから色んなことが始まって…」

 男性家族は、何度も車や自転車のタイヤをパンクさせられているほか、子どもを追い掛け回されるなどの被害に遭っているということです。そのため…。

 被害男性の妻:「(町内)皆で話し合って、監視カメラを付けたんですね。それでも、全然関係なく…」

 なんと、今回の犯行を記録した防犯カメラは、河上容疑者からの被害の証拠を残すために、取り付けられたものだったのです。

 被害男性の妻:「何かするなと思っていたから、今週水曜日に警察に相談しに行こうと言っていた矢先だった」

■警察「暴れないで」容疑者は“否認”

 今回、殺人未遂の疑いで逮捕された河上容疑者。逮捕される直前も、刃物を手に身勝手な主張を繰り返していました。

 河上容疑者:「何で私が逮捕されるのに、向こうは?傷害じゃない。正当防衛って気に入らない。おたくら、むちゃくちゃだよ」

 警察官:「話聞きますので。とりあえず、ナイフを横に(置いて)。暴れないで下さい。暴れない、暴れない…」「話は(署で)聞きますので。16時59分、殺人未遂で逮捕します」

 河上容疑者:「あんた(警察)、私に恨みがあるの?何で私が逮捕される?ほとんど9割方、私のほうが殴り負けてましたよ…」

 河上容疑者は「俺は何もしてない」などと話し、容疑を否認しているということです。

 被害男性は左腕を切られましたが、命に別状はないということです。

(「グッド!モーニング」2022年9月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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