【東京オリ・パラ汚職】逮捕の元理事 AOKI負担分減額を組織委側に働きかけか

【東京オリ・パラ汚職】逮捕の元理事 AOKI負担分減額を組織委側に働きかけか

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、逮捕された組織委員会の元理事が、大会延期に伴う追加のスポンサー料について、「AOKI」の負担分を減らすよう組織委員会側に働きかけた疑いがあることがわかりました。

高橋治之容疑者は、「AOKIホールディングス」側から便宜を図るよう依頼を受けた見返りに、5100万円の賄賂を受け取った疑いが持たれています。

その後の関係者への取材で、大会延期に伴い、追加のスポンサー料として1億円の支払いを求められた「AOKI」側が、負担を減らすため高橋容疑者に相談していたことがわかりました。

これを受け高橋容疑者は、組織委員会側に「ゼロにすればいい」と伝えるなど、減額を働きかけた疑いがあるということです。

最終的に追加分は1000万円になったということで、東京地検特捜部は便宜供与にあたる行為の一つとみて調べています。

高橋容疑者は容疑を否認しているということです。
(2022年8月22日放送「ストレイトニュース」より)

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