【ファイザー】オミクロン対応“改良型ワクチン”について製造販売承認を申請
アメリカの製薬大手ファイザーが、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応する改良型ワクチンについて、製造販売のための承認を厚生労働省に申請しました。
ファイザーは、これまでのワクチンの承認の内容について一部変更し、従来株とオミクロン株のBA.1の両方に対応する2価と呼ばれるタイプのワクチンの製造販売について、厚労省に8日、申請しました。
4回目の追加接種に、このワクチンを使う場合、従来のワクチンを使う場合に比べ、BA.1に対する中和抗体の量がおよそ1.56倍から1.97倍になることが、臨床試験で確認されているということです。
そして、今流行しているBA.4とBA.5に対する中和抗体も増えるとしていますがBA.1に対する中和抗体の増え方よりは低いということです。
厚労省の専門家の部会が、近く承認すべきかを審議することになります。
(2022年8月8日放送)
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