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無料PCR検査で「商品券」 何度でも…“事務経費”事業者が多く得るため?(2022年7月29日)
都内のとある無料PCR検査場。ここでは検査を終えると、あるものが渡されます。
■無料PCR検査で「商品券」…ギフト券も
検査を受けた女性(19):「久しぶりの帰省で、ちょうど通り掛かったので。500円の商品券、前ももらいました。うれしいですね」
商店街で使うことができる500円分の商品券です。
検査を受けた女性:「(Q.検査は何回目?)9回目です。今まで、ちょっとはやってきたと思うと、心配になって受けるので」「(Q.商品券は、9回とも受け取った?)はい。そうですね」
SNS上には、他の無料検査場でも、商品券やギフトカードをもらったという投稿がいくつもあります。
ツイッターから:「無料PCR検査したら、なぜか1000円分のQUOカードくれた」「アマゾンギフト券もらえたし、5分で500円なんてめっちゃいいじゃん。また行こう」
■“事務経費”検査1件あたり3000円支給
しかし、なぜ無料の検査を受けたうえに、商品券がもらえるのでしょうか?
まず、無料PCR検査の仕組みです。検査を行う事業者には、都からキット代など、検査に必要な実費が支払われます。
さらに、事務経費として検査1件あたり、3000円が一律に支給されます。この事務経費は、何に使ったかを示す領収書が必要ありません。
■“事務経費”少しでも多く得るため?
ここで、先ほどの疑問です。
検査後にもらえる商品券は、この事務経費から出されているのでは?また、500円の商品券を渡しても、事務経費は2500円残ります。
この事務経費を少しでも多く得るため、一人でも一件でも多くの検査をしようと、商品券を渡しているのではないでしょうか?
実際、検査を受けた人の中には、スタッフからこんなことを言われた人もいます。
スタッフから:「検査は、3日に1回受けられます。商品券はその度に渡せますので、また検査を受けにきて下さい」
■費用は“税金” 今後の対応は…
実際のところは、どうなのでしょうか?
商品券を配っている無料検査場の事業者に問い合わせましたが、回答は得られませんでした。
一方、東京都の担当者は、次のように回答しています。
都の担当者:「商品券などが配られている話は把握しているが、各事業者が地域振興という観点で配っていると聞いている。仮に、事務経費が商品券に使われていることが発覚した場合は、厳しい対応を取る」
無料のPCR検査に使われるお金は、もちろんすべて税金。感染者が急増し、検査を受けられない人も出てきているなか、今後の対応が問われそうです。
(「グッド!モーニング」2022年7月29日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>



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