AOKI前会長「力に期待」五輪組織委元理事に金銭提供(2022年7月28日)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元理事・高橋治之氏（78）が、大会スポンサーのAOKI側から金銭の提供を受けたとされる問題で、東京地検特捜部は27日、東京都庁にある組織委員会の清算法人に家宅捜索に入りました。
東京都・小池百合子知事：「とても残念なことです。都は組織委員会に対して、捜査に全面的に協力するよう伝えてある。これからの推移を注視していきたい」
家宅捜索は、AOKIホールディングス・青木拡憲前会長（83）の自宅でも行われました。
関係者によりますと、青木前会長は、高橋氏に対して総額およそ4500万円の金銭を提供していたとみられています。
青木前会長は、特捜部の任意聴取に対し、金銭の提供を認めていているということです。
青木前会長：「人としての力に期待した」
一方、高橋氏は取材に対し、次のように話しているということです。
高橋元理事：「コンサルタント契約は、AOKI側から持ち掛けられ、受け取ったお金は、オリンピックとは関係のない正当な報酬だ」
関係者によりますと、高橋氏はすでに、特捜部の任意聴取を受けたということです。
（「グッド！モーニング」2022年7月28日放送分より）
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