福島第一原発事故をめぐり13兆円賠償判決 東京電力の旧経営陣4人が控訴 株主は資産差し押さえ求める|TBS NEWS DIG
福島第一原発事故をめぐり、東京電力の旧経営陣4人が会社に対し13兆円を賠償するよう命じられた株主代表訴訟の一審判決について、4人がきょう、控訴しました。
この裁判は東電の個人株主ら48人が旧経営陣を相手取り、原発事故は予見でき対策を講じるべきだったのに怠ったなどとして、事故で東電が受けた損害を賠償するよう求めていたものです。
東京地裁は今月13日、勝俣恒久元会長ら旧経営陣4人に対し、「取締役として責任感が欠如していた」などとして13兆円を支払うよう命じましたが、4人はこの判決を不服として、きょう控訴しました。
この判決は確定する前でも賠償させることができる「仮執行」が認められていて、個人株主側は東電がこの手続きをとり、旧経営陣の資産を差し押さえるよう求めています。
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