市議が収賄容疑で書類送検 入札で非公表の予算額を教え『見返り100万円受け取り』か（2022年7月26日）
東大阪市の学校給食に関する入札をめぐり、予算額を業者に教えた見返りに現金１００万円を受け取ったとして、東大阪市議が書類送検されました。
収賄の疑いで書類送検されたのは東大阪市の樽本丞史市議（５４）です。樽本市議は、去年１２月に行われた学校給食の運搬業務を委託する入札で、東大阪市内にある運送会社の元会長に非公表の予算額を教え、その見返りに現金１００万円を受け取った疑いがもたれています。警察は認否を明らかにしていません。
警察によりますと、樽本市議が教えた予算額は、入札の予定価格と同じ９億５０００万円だったということです。
運送会社の元会長は、去年７月にも四條畷市が行った給食運搬業務の入札で給食センターの元所長に２２万円相当の賄賂を渡した罪で罰金５０万円の略式命令を受けていました。
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