生後２か月の息子を冷凍庫などに閉じ込め…暴行疑いの父親に『罰金３０万円』の判決（2022年7月25日）

生後２か月の息子を冷凍庫などに閉じ込め…暴行疑いの父親に『罰金３０万円』の判決（2022年7月25日）

生後２か月の息子を冷凍庫などに閉じ込めたとして暴行の罪に問われた父親の裁判で、大阪地裁は罰金３０万円の判決を言い渡しました。

　判決によりますと、西岡竜司被告（４３）は去年４月、旅行先の福岡市内のホテルで生後２か月の次男を部屋に備え付けられた冷凍庫や冷蔵庫の中に閉じ込めました。

　これまでの裁判で、西岡被告は冷凍庫などに入れたことは認める一方、「暴行だとは思っていません」と無罪を主張し、「体が小さかったことを記録に残すため冷凍庫などに入れた次男の写真を撮影したかった」と主張していました。

　７月２５日の判決で大阪地裁は、次男を冷凍庫などに入れる行為は「社会生活上一般に許容されるものではない」とし、「抵抗することができない乳児に対する犯行で心身に悪影響を及ぼしかねない」などとして、求刑通り西岡被告に罰金３０万円を言い渡しました。

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