【殺処分数 国内最多】養豚場で“豚熱”に感染 5万頭以上 栃木
栃木県那須烏山市の養豚場で豚の伝染病のCSF＝豚熱に感染した豚が見つかり、県は5万頭以上の殺処分を始めました。
栃木県によりますと21日、県の家畜保健衛生所に那須烏山市の養豚場で「死亡豚が増えている」という匿名のメールがあり、検査などを行った結果、23日にCSFであることが分かりました。
これを受け、県はこの養豚場で飼育している豚、およそ5万4000頭の殺処分を始めました。殺処分数としては国内で最も多いということです。
いまのところ周辺の養豚場では異常は確認されておらず、県内では全ての養豚場でワクチンが接種されているため、ブタなどの移動制限はしないということです。
県は「この養豚場の豚肉が流通することはなく、感染した豚肉を食べても人体に影響はない」と呼び掛けています。
（2022年7月23日放送）
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