「AOKIから4500万円提供」解明への焦点…記者が感じた「高橋元理事」とは(2022年7月21日)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元理事が大会スポンサーのAOKIから4500万円を受け取っていた問題で、今後の焦点について報告です。
（社会部・岩下耀司記者報告）
約20分にわたって電話取材をしましたが、高橋治之元理事は、コンサルタント契約はAOKI側から持ち掛けられ、受け取ったお金はオリンピックとは関係のない正当な報酬だと熱を持った口調で繰り返し主張していました。
では、何が問題となっているのか構図を時系列で見ていきます。
関係者によりますと、コンサルタント契約は2017年の秋ごろに結ばれ、これまでに合わせて4500万円ほどの金銭が渡っているとみられています。
そして、この1年後です。
AOKIで組織委員会とスポンサー契約を結んでいます。東京地検特捜部は、こうした事実を把握しているとみられ、高橋元理事が何らかの便宜を図っていたのか、その実態の解明が焦点になります。
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