２歳女児放置死…手足を粘着テープで縛り閉じ込めか　祖母ら『逮捕監禁疑い』で再逮捕（2022年7月20日）

２歳女児放置死…手足を粘着テープで縛り閉じ込めか　祖母ら『逮捕監禁疑い』で再逮捕（2022年7月20日）

大阪府富田林市で２歳の女児が自宅に放置され熱中症で死亡した事件で、すでに保護責任者遺棄の疑いで逮捕されていた祖母らが、７月２０日に逮捕監禁容疑で再逮捕されました。

　６月２９日に富田林市の集合住宅で当時２歳の小野優陽ちゃんが放置され熱中症で死亡した事件で、祖母の小野真由美容疑者（４６）と同居する桃田貴徳容疑者（５０）が保護責任者遺棄の疑い（処分保留）で逮捕されていました。そして２人は７月２０日、優陽ちゃんの手足を粘着テープで縛りベビーサークルの中に閉じ込めた逮捕監禁の疑いで再逮捕されました。

　事件を受けて大阪府は、児童相談所などの対応は適切だったのかを検証する専門部会を開き、富田林市や子ども家庭センターに聞き取りを行いました。

　（才村純部会長）
　「本当に防ぐ手立てはなかったのか、どうすれば良かったのか、関係者はこの事案から何を学ぶべきであったかといったことについて、徹底した検証を行ってまいりたい」

　検証部会は７月２０日を含めて４～５回の開催が予定されていて、来年１月をメドに再発防止策などをまとめた報告書を公表する予定です。

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