埼玉・記録的大雨 鳩山町6時間の降水量が観測史上1位 車が流される被害も 平年の7月 1か月間に降る雨の2倍以上に｜TBS NEWS DIG
12日から13日の未明にかけて記録的大雨となった埼玉県では各地で河川の氾濫や土砂災害などの被害が出ています。
12日夕方から13日未明にかけ、埼玉県内では猛烈な雨が降り続きました。気象庁は12日の夕方以降、埼玉県内に「記録的短時間大雨情報」を9回発表。東松山市では一部の地区の住民に対し、大雨警戒レベルで危険度が最も高い「緊急安全確保」が発表されました。
また鳩山町では、12日午後10時半までの6時間の降水量が観測史上1位となる360ミリに達しました。これは平年の7月1か月間に降る雨の2倍以上にあたります。
川が増水し、車が流されたり、家屋が床上浸水する被害も出ました。
被害にあった住民
「（水位が）腰ぐらいですね。まだちょっと上の方上がってますから。なにしろひどかった、ほんとにひどかった。生きた心地しなかったですよ、本当に」
埼玉県によりますと、県内では河川の氾濫が3か所、土砂災害が10か所以上、32世帯以上で床上・床下浸水などが被害が出ています。また、人的被害として軽傷1人が報告されています。
気象庁は関東甲信地方では13日も大気の状態が不安定になるとして、注意や警戒を呼びかけています。
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