安倍元総理へ“弔い合戦” 自民党“圧勝”…生稲氏「見ている」 三原氏「遺志継ぐ」(2022年7月11日)

安倍元総理へ“弔い合戦” 自民党“圧勝”…生稲氏「見ている」 三原氏「遺志継ぐ」(2022年7月11日)

安倍元総理へ“弔い合戦” 自民党“圧勝”…生稲氏「見ている」 三原氏「遺志継ぐ」(2022年7月11日)

 安倍晋三元総理が凶弾に倒れ、自民党にとって“弔い合戦”の様相を呈した参議院選挙は、自民党が単独で改選過半数を占める結果になりました。

■自民党が圧勝 単独で“改選過半数”

 岸田文雄総理大臣:「多くの皆さんに、私たちの民主主義、選挙を守ろうということで、最後まで選挙を完結して頂いたこと、感謝申し上げたいと思っています」

 10日、投開票が行われた参議院選挙。自民党が単独で改選過半数の63議席を確保し、公明党の13議席を加え、与党が大勝しました。

 野党は、日本維新の会は議席数を伸ばしましたが、立憲民主党、国民民主党などが改選議席を割り込み、議席を減らしました。

■総理の座退いてなお…安倍氏“存在感”

 安倍元総理:「関口昌一!関口昌一!関口昌一!どうぞ、よろしくお願い申し上げます!」

 通算3188日、歴代最長の総理在職日数を誇る安倍元総理。人が寄ってきては、一緒に写真撮影。どこに行っても、こんな光景が繰り広げられていました。

 支持者:「どうやって押すんですか…」
 安倍元総理:「いいよ、横にしたら…あっ大丈夫です」

 総理の座を退いてなお、存在感を示していた安倍元総理。

 有権者:「昔よりパワーアップしたんじゃないか。3回目、出て欲しいんですよ」
 
■事件から一夜…“厳戒警備”選挙最終日

 投票日が2日後に迫った8日。

 安倍元総理:「皆さん、こんにちは安倍晋三です」

 連日続けてきた応援演説。しかし、安倍元総理は凶弾に倒れました。

 事件から一夜、異例の選挙戦最終日となった9日。

 岸田総理:「暴力には、決して屈しない]

 周辺の屋上には、SPを配置。会場入り口には、金属探知機が設置され、来場者には、荷物検査が行われました。

 最後の遊説場所でも、商店街のアーケードの屋根の上に警察官が立つなど、物々しい警備体制となりました。

■生稲晃子氏「安倍氏がどこで見ている」

 いつもなら、最後のお願いを絶叫する選挙戦最終日。しかし、多くの自民党候補は、安倍元総理の死に触れ、弔い合戦を前面に押し出しました。

 東京選挙区の生稲晃子氏(54)の最後のお願いは、安倍元総理への黙とうから始まりました。

 自民党・生稲晃子氏:「本来ならば、きょうここに安倍元総理が応援に駆け付けて下さるはずでした。それがかなわなくて、とても残念です」

 安倍元総理は参院選公示日、生稲氏の元に、応援に駆け付けました。

 安倍元総理:「生稲さんは、自分が頑張っていく姿を見せることが、多くの人たちに勇気を与えていく。この信念で勇気を持って手を上げてくれました」

 生稲氏はおよそ62万票を獲得し、初当選しました。

 生稲氏:「安倍先生が、どこかで自分のことを見ていて下さっていると信じています。ここからの6年間、必死に国民の皆様のために働いていこうと思っています」

■三原じゅん子氏 リボン喪章「遺志を継ぐ」

 過去最多22人が争う神奈川選挙区の三原じゅん子氏(57)。

 自民党・三原じゅん子氏:「惑わされることなく、冷静な判断をしていくこと。このことに、共に臨んでいこうではありませんか。それこそが、安倍元総理が望んでいることだと思います」

 三原氏は、安倍元総理が亡くなる2日前、横浜市で応援を受けていました。

 安倍元総理:「覚えていますか、あのセリフ。『恥を知りなさい』」

 3年前、野党が安倍総理(当時)に対する問責決議案を出した時の話です。

 三原じゅん子参院議員(当時):「問責決議案を提出するなど常識外れ、愚か者の所業とのそしりは免れません。野党の皆さん、もう一度改めて申し上げます。恥を知りなさい」

 安倍元総理:「すごかったですね。野党は怒りましたよ。すごく怒った。まさに、言論によって相手を説き伏せる三原じゅん子さん」

 最後のお願いをしてまわる三原氏でしたが…。

 三原氏:「数日前に応援にきて頂いて、別れ際に、安倍元総理の車の中から、掛けて頂いた言葉が最後でした」「(Q.その時は何と?)今は言えません」

 見事トップ当選で、3選を果たした三原氏。腕にはリボンの喪章を付けていました。

 三原じゅん子氏:「これから、しっかりとその遺志を継ぎ、働いて参りたいと思います」

■“弔い合戦”…当選バラ「ピンク」に変更

 自民党は大勝しましたが、高揚感は乏しく、岸田総理が党本部の開票センターに姿を現すと、幹部と共におよそ30秒間黙とう。当選者に付けた花の色は、赤ではなく派手になりすぎないようにという理由から、ピンクに変更されました。

 自民党・茂木敏充幹事長:「本当に無念だっただろうなと思います。選挙結果についても、大変心配をされていた。良い結果ということは、報告はしたいと思います」

(「グッド!モーニング」2022年7月11日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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