ウクライナ東部ドネツク州に30発のミサイル攻撃 少なくとも15人死亡 ゼレンスキー大統領“関与したロシア人必ず処罰”｜TBS NEWS DIG
ロシア軍による攻撃が続くウクライナ東部ドネツク州に30発のミサイル攻撃があり、集合住宅への攻撃があった街では市民15人が死亡しました。
破壊された集合住宅の瓦礫の下敷きになっている男性。救助隊から応急処置を受けながら救出されました。
東部ドネツク州当局などによりますと、この街では9日夜、ロシア軍による3発のミサイル攻撃があり、少なくとも市民15人が死亡しました。さらに、9歳の子どもを含む24人ががれきに埋もれているということです。
ウクライナのゼレンスキー大統領は「証拠を集め情報を国際社会に提供している」と強調し、攻撃に関与したロシア人を必ず処罰すると訴えました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「（殺害に関与したロシア人は）国が守ってくれることを期待してはならない。政治的な状況が変われば、ロシアは彼らを見捨てる」
ドンバス地方の制圧を目指すロシア軍は、ドネツク州への攻撃を激化させていて、州知事は「この1日で30発のミサイル攻撃があった」と明らかにしています。また、北東部ハルキウでは学校などへの砲撃が続いていて、住民は“ロシア軍はウクライナの言葉や文化を勉強できないようにしている”と訴えています。
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