「ホテルパールシティ」など手掛けるホテル会社に20億円申告漏れ指摘 組織再編時の欠損金めぐり 東京国税局｜TBS NEWS DIG
全国でホテルなどを運営するHMI=ホテルマネージメントインターナショナル社が、およそ20億円の所得の申告漏れを指摘されたことがわかりました。
東京国税局から申告漏れを指摘されたのは、全国で「ホテルパールシティ」を展開するほか、かつて年金の保険料などで建てられた宿泊施設の運営を手掛けるHMI=ホテルマネージメントインターナショナル社です。
関係者によりますと、HMI社は子会社を吸収合併した際に子会社の欠損金を計上して会社のもうけを少なく見せ、2019年にかかる法人税をゼロと申告していました。
しかし、東京国税局はこの吸収合併について、HMI社の税負担を減らす狙いがあったと判断して欠損金の計上を認めず、HMI社に対しおよそ20億円の所得の申告漏れを指摘しました。過少申告加算税を含む追徴税額はおよそ5億円で、HMI社は取材に対し「担当者が不在でコメントできない」としています。
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