参院選が公示 各党の党首が第一声 物価高などが争点 18日間の選挙戦スタート｜TBS NEWS DIG

参院選が公示 各党の党首が第一声 物価高などが争点 18日間の選挙戦スタート｜TBS NEWS DIG

参議院選挙が22日公示されました。物価高への対応などが争点で、7月10日の投開票に向け、18日間の選挙戦がスタートしました。

自民党 岸田文雄総裁
「国民の皆さんのご協力をいただきながら、政府は国民の皆さんのいのち、そして暮らし、そして仕事を守るために万全の体制をしっかり用意し、備えていきたいと思います」

立憲民主党 泉健太代表
「政府が変わらない、日銀が変わらない。そう思ったから我々は繰り返し繰り返し、この物価高は多くの国民にとってマイナスになるんだ。このことを訴えて参りました」

公明党 山口那津男代表
「公明党は経済立て直し、そして子供から高齢者まで全世代を守る社会保障の構築。さらには日本の安全保障を強化する」

日本維新の会 松井一郎代表
「日本は平和で安全で他国に侵略をされない、そういう積極的防衛力を持って、平和に安心して住み続けられる、継続できる日本を作りたい」

共産党 志位和夫委員長
「アベノミクスが進めた異次元の金融緩和が、異常円安を作り、物価高騰を招いています。その責任は重大ではないでしょうか」

国民民主党 玉木雄一郎代表
「経済が停滞したままで、なんと四半世紀経ちました。私達の目指す社会は極めてシンプルなんです。一生懸命頑張って就職して、真面目に働けば給料が上がる」

れいわ新選組 山本太郎代表
「この物価高騰の中、その高騰分、上昇した部分を吸収する、国が吸収する。消費税廃止、これが一番手っ取り早い」

社民党 福島みずほ党首
「大企業が潤えば全て上手くいくという、新自由主義を続けて国民の生活を破壊し続けるのか。それとも暮らしが一番、そんな政治を私たちの力で作るのか」

NHK党 立花孝志党首
「年金生活をされている方の（NHK）受信料を無料にしてまいります。少なくとも半額にしてまいります。生活保護をもらっている方の受信料は無料」

今回の参院選は、神奈川選挙区の欠員1をあわせて125議席を争い、立候補はおよそ530人となる見通しです。岸田総理は勝敗ラインについて、「非改選の議員も含めて与党で過半数」としていて、自民・公明で56議席以上の確保を目指します。

一方、野党側は全国に32ある1人区での候補者調整が進まず、事実上の与野党一騎打ちとなる1人区は11に留まる見通しです。

また、さきほど紹介した9党以外に比例代表では、午前11時時点で幸福実現党、ごぼうの党、参政党、日本第一党、新党くにもり、維新政党・新風なども候補者を届け出ました。

物価高対策や安全保障、憲法改正などが争点となる見通しで、7月10日の投開票まで激しい選挙戦が繰り広げられることになります。

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