【ウクライナ侵攻】東部の要衝 橋破壊…親ロシア派は兵士に「投降か死の2択」
ロシアが制圧を目指すウクライナ東部の要衝、セベロドネツクと周辺をつなぐ橋が破壊されたと地元の州知事が伝えました。また、親ロシア派はセベロドネツクにとどまる兵士に「投降か死の2択しかない」としています。
今月11日に撮影されたセベロドネツク周辺を捉えた衛星写真からは、橋が真っ二つに破壊されているのがわかります。
ルハンシク州のハイダイ知事は13日、セベロドネツクと隣町をつなぐ橋がすべて破壊されたため、住民の脱出が困難になっていると述べました。
セベロドネツクにある化学工場の地下シェルターには依然、子どもを含む市民500人ほどが避難しているとされています。
親ロシア派の幹部はセベロドネツクにとどまるウクライナ兵に「投降するか死ぬか、その2つの選択肢しか残されていない」と突きつけました。
一方、ゼレンスキー大統領は13日、ウクライナ全土の解放を改めて訴えました。
ゼレンスキー大統領「我々は絶対悪を相手にしている。前進するしかない。全領土を解放する。占領者を全地域から追い出すのだ」
その上で、ロシア軍に占領された地域の人々に向け、「ウクライナ軍は必ずすべての街に行く」と述べ、解放に全力を尽くすと強調しました。
(2022年6月14日放送「news every.」より)
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