【韓国】裁判めぐるトラブルで弁護士事務所に放火か 容疑者含む7人死亡
韓国・南東部の大邱の弁護士事務所で、9日、放火とみられる火事があり、容疑者を含む7人が死亡、49人がケガをしました。裁判をめぐるトラブルが原因とみられます。
韓国メディアによりますと9日午前、大邱市内の弁護士事務所が入るビルで火事があり、火は約20分後に消し止められました。
50代の男が引火性の液体を自分の体にかけ、事務所内に撒いて火を放ったとみられ、これまでに容疑者の男を含む7人が死亡、49人がケガをしました。
建物内の監視カメラの映像では階段をのぼった男が室内に入ると、その後、黒煙が噴き出し、人々が避難する様子が映っています。
容疑者の男は投資をめぐるカネの返還訴訟で敗訴していて、火事があった場所は訴訟相手の担当弁護士が所属する事務所でした。
この弁護士本人は出張で不在だったということですが、同僚の弁護士1人や職員5人が死亡しています。
警察は、男が裁判の結果を恨み、放火したものとみて詳しく調べています。
(2022年6月9日放送)
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