【米州首脳会議】”移民問題”など議題 メキシコの大統領は欠席
アメリカ・ロサンゼルスで8日、移民問題などについて話し合う米州首脳会議が始まりました。バイデン大統領が出席する中、協力が不可欠なメキシコの大統領は欠席で実効性のある対策を打ち出せるのか不透明な状況です。
ロサンゼルスで8日、始まった米州首脳会議は北米と中南米の首脳らが一堂に会するもので、主な議題はアメリカを目指す中南米からの移民への対応です。
バイデン大統領「安全で秩序のある移住は全ての国の経済にとって良いことだが、不法移民は経済成長を阻害し受け入れられない」
一方、アメリカと国境を接し、多くの移民が経由するメキシコは直前で欠席を表明したロペスオブラドール大統領に代わって外相の出席となりました。
「民主主義ではない」としてアメリカがキューバやベネズエラ、ニカラグアの首脳を招待しなかったためということです。
首脳会議が行われる会場前には横断幕を掲げ、アメリカの移民政策の緩和を求める人たちが集まる一幕も見られました。
(2022年6月9日放送）
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