「知って得する情報サポート」SNS使い不正受給指南 国税職員ら持続化給付金詐欺｜TBS NEWS DIG
新型コロナの持続化給付金をだましとったとして東京国税局の職員らが逮捕された事件で、詐欺グループが虚偽申請に利用する大学生らをSNSのグループに招待して質問に答え、申請方法を教えていたことがわかりました。
東京国税局の職員・塚本晃平容疑者（24）ら7人は、おととし、新型コロナで収入が減った個人事業主を装い、持続化給付金100万円をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、詐欺グループは大学生らをセミナーや口コミなどで勧誘し、およそ200人に不正受給をさせたとみられています。その後の捜査関係者への取材で、島田和樹被告（26）らがLINEグループを管理し、▼「質問受付チーム」や▼「知って得する情報サポート」などといった複数のグループを作成し、大学生を招待していたことが分かりました。
詐欺グループのリーダーを知る男性
「若い子たちをターゲットにした方が行動力もあったりする人も中にはいると思うので、そこを獲物にしたというか、無知な子たちを狙っちゃってるのが悪質」
LINEグループはすでに削除されていますが、大学生らに対して「罪にならない」などと言って、親しみやすい名前のグループに招待し質問に答えることで、犯罪に加担していることへの意識を薄め、申請をさせていたとみられています。
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