【監視委“強制調査”】コンサル会社元副社長がインサイダー関与か
企業の株主対応支援などを行うコンサルティング会社の元副社長が、自社の未公表の情報をもとにインサイダー取引に関与した疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が関係先を強制調査していたことが分かりました。
証券取引等監視委員会の強制調査を受けたのは、企業の株主対応支援などを行うコンサルティング会社「アイ・アールジャパンホールディングス」の本社や元副社長の自宅などです。
関係者によりますと、元副社長は去年4月に公表された自社の売上高が従来予想を下回るとの情報が発表される前に、その情報に基づきインサイダー取引に関与した疑いがもたれています。元副社長は今月3日、一身上の都合を理由に辞任しています。
アイ・アールジャパンホールディングスは「ご心配、ご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。調査に全面的に協力してまいります」とのコメントを発表しています。
（2022年6月6日放送）
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