「車の中で首を絞めて殺した」逮捕の35歳高校教師　“12歳年上”元同僚女性と何が・・・(2022年6月6日)

「車の中で首を絞めて殺した」逮捕の35歳高校教師　“12歳年上”元同僚女性と何が・・・(2022年6月6日)

　北海道帯広市で、高校教師の男が女性教師の遺体を遺棄したとして逮捕されました。男は、「車の中で首を絞めて殺した」と供述しています。

■“12歳年上”元同僚教師と何が・・・
　
　逮捕された35歳の高校教師・片桐朱璃容疑者と、12歳年上の元同僚の女性教師・宮田麻子さん（47）との間に、何があったのでしょうか。

　片桐容疑者と宮田さんは、今年3月まで同じ高校に勤務していました。片桐容疑者は、野球部顧問として熱心に指導にあたっていたといいます。

　片桐容疑者を知る卒業生の保護者：「すごい親切で優しくて、思いやりのある教え方。怒鳴ったりは、めったに見たことがない」「（Q.指導は熱心？）すごく熱心にやっていて、いつ休んでいるんだろうなと。野球にすごく集中していて、大変お世話になった」

　4月、宮田さんは、隣接する北見市の高校へ。片桐容疑者は、およそ130キロ離れた帯広農業高校に。それぞれ転勤となります。

　片桐容疑者と宮田さんにはそれぞれ、配偶者と子どもがいます。

　先月29日、宮田さんは「釧路に行く」と家族に伝えて、車で外出。しかし、実際は帯広に向かい、片桐容疑者が副顧問を務める野球部の試合を見たといいます。

■「車の中で首を絞めて殺した」

　帯広農業高校は、甲子園出場経験もある強豪校。片桐容疑者は、ここでも熱心に指導していたといいますが、今回、片桐容疑者が遺体を埋めた場所は・・・。

　片桐容疑者の知人：「球場の近くに埋めるとは、どういうことだと」

　遺体が見つかった「帯広の森」は、野球の聖地として知られ、プロ野球の1軍公式戦も行われるほど。さらに、勤務する帯広農業高校にはわずか3キロという近さで、付近には数多くの球場も点在しています。

　片桐容疑者の知人：「（片桐容疑者は）野球人として、聖地の近くを選んで掘って。どうなのかなというのは聞きます」

　警察の調べに対し、片桐容疑者は「車の中で首を絞めて殺した。車で遺体を運びました。スコップで穴を掘って埋めました」と話し、捜査関係者によりますと、片桐容疑者は宮田さんの殺害をほのめかしているということです。

　専門家は、次のように話します。

　元埼玉県警刑事・佐々木成三氏：「どういった動機で、犯行を行ったのか。計画的なのか。その時の感情的なものなのか。そういったもので、殺人事件を立件した時に、一方的なものであれば、量刑に大きく関わってくる」

（「グッド！モーニング」2022年6月6日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>