ウクライナ サッカーW杯出場を逃すも健闘称える声｜TBS NEWS DIG
サッカー・ワールドカップ出場をかけたヨーロッパ予選のプレーオフ決勝で、ウクライナはウェールズに敗れ、本大会への出場を逃しました。
記者
「ワールドカップ出場をかけた運命の一戦を前に、会場にはウクライナ国旗を掲げたサポーターが大勢集まっています」
11月に開幕するサッカー・ワールドカップカタール大会への出場をかけたヨーロッパ予選のプレーオフが5日、イギリス・ウェールズのカーディフで行われ、ウクライナはウェールズに0対1で敗れました。
ウクライナは予選敗退で2006年以来の出場を逃しました。
ロシアの侵攻を受ける母国の期待を背負ったウクライナ代表、敗れはしましたが、ボールの支配率、シュート数ともに大きくウェールズ代表を上回りました。
ウクライナ人サポーター
「選手たちは命がけでプレーしてくれました。僕らにとってそれが全てです。全力を尽くしたと思います」
ウクライナ人サポーター
「胸がいっぱいです。ウクライナ人全員を勇気づけるために、みんな一つになって応援しました」
一方、ウェールズは1958年以来、64年ぶりとなる2度目のワールドカップ出場です。
ウェールズ人サポーター
「最高です。ずっと待っていました。ウクライナには気の毒ですけどね」
ウクライナでは、2月のロシアによる侵攻後に全てのサッカー活動が停止しました。このプレーオフも3月に予定されていたのが延期され、代表チームは5月から国外での合宿を余儀なくされるなど、不利な状況下での健闘でした。
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