北朝鮮問題で日米韓高官が協議 韓国の新政権発足後初(2022年6月3日)
北朝鮮による弾道ミサイル発射や核実験への警戒が続くなか、北朝鮮問題を担当する日米韓の高官が協議を行いました。
外務省の船越健裕アジア大洋州局長は3日、アメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国の金健（キム・ゴン）朝鮮半島平和交渉本部長とソウルで会談しました。
韓国の新政権発足後、初の会談でソン・キム北朝鮮担当特別代表は「我々の目標は朝鮮半島の完全な非核化だ」と方針の一貫性を確認するとともに「北朝鮮を対話に導くことが重要だ」と訴えました。
これに対し、船越局長は「韓国の新政権で日米韓の協力が進むと確信している」と期待感を示し、「3カ国の安保協力を含む抑止力強化が重要だ」と応じました。
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