【施設で死亡】入所者２人は点滴中に容体急変

【施設で死亡】入所者２人は点滴中に容体急変

茨城・古河市の介護老人保健施設で、入所者2人が体内に空気を注入され死亡した事件で2人はいずれも命に危険がある状態ではなく、点滴中に容体が急変し1時間から2時間ほどで亡くなっていたことが分かりました。

元職員の赤間恵美容疑者は、去年5月、介護老人保健施設「けやきの舎」に入所していた鈴木喜作さんの右腕の点滴のチューブに注射器のシリンジを使って空気を注入し、殺害した疑いで逮捕され30日に送検されました。

赤間容疑者は鈴木さんの1か月ほど後に亡くなった入所者の吉田節次さんを同様の手口で殺害した疑いで既に逮捕されていました。

警察によりますと死亡した2人はいずれも一部介助が必要ではあるものの命に危険がある状態ではなく、点滴中に容体が急変し1時間から2時間ほどで亡くなっていたということです。

2人の体内を撮影したCT画像から死に至る程度の空気を注入された痕跡が見つかったことなどから逮捕に至ったということです。警察は赤間容疑者の認否を明らかにしていません。(2021年12月31日放送）

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