「サル痘」防ぐための天然痘ワクチン『国内で生産・備蓄』後藤厚労大臣が明らかに｜TBS NEWS DIG

「サル痘」防ぐための天然痘ワクチン『国内で生産・備蓄』後藤厚労大臣が明らかに｜TBS NEWS DIG

欧米などで報告が相次ぐ「サル痘」の発症を防ぐ効果があるとされる天然痘のワクチンについて、後藤厚労大臣は日本国内でも生産や備蓄をしていることを明らかにしました。

後藤茂之 厚労大臣
「天然痘のワクチンについてはテロ対策の観点から国内において生産・備蓄を行っております」

「サル痘」は主にアフリカなどでみられる感染症ですが、5月に入ってから欧米を中心に患者の報告が相次いでいます。

海外の研究では、サル痘の発症を防ぐために、天然痘のワクチンを打つことが有効であるとされていて、後藤厚労大臣は27日朝、国内でも生産し備蓄していることを明らかにしました。

天然痘の患者は日本では1956年以降は確認されていませんが、天然痘のワクチンについてはバイオテロ対策として一定量の生産と備蓄を続けているということです。

天然痘ワクチンを今後、サル痘への対応に活用するかどうかについて、厚労省は、患者の発生動向などを踏まえて検討していくとしています。

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