沈没した観光船「KAZU1」載せた作業船 まもなく網走港に(2022年5月27日)
北海道・知床沖の観光船沈没事故で27日未明に引き揚げられた「KAZU1」を載せた作業船はまもなく網走港に到着します。
作業船は、斜里町のウトロ漁港沖で「KAZU1」の船体をロープで固定するなどして午前10時ごろに出発しました。
ウトロ漁港沖から45キロほど離れた網走港にまもなく入港します。
「KAZU1」のつり上げは、26日午後3時から始まり、およそ4時間後の午後7時前に海上に姿を見せました。
当初1時間の予定が前回の落下を受け、慎重に作業したため時間がかかったということです。
その後、作業台船への引き揚げ作業が夜通し行われ、午前3時半前に完了しました。
「KAZU1」は2日ほどかけて船内の水を抜いた後に陸揚げされ、原因の究明に向け調査が始まる見通しです。
※「KAZU1(ワン)」は正しくはローマ数字
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