【ウクライナ侵攻】マリウポリで新たに約200人の遺体 破壊された建物の地下室に
ロシアのウクライナ侵攻から3か月が経過し、戦闘の長期化が懸念される中、ウクライナ南東部のマリウポリで、新たにおよそ200人の遺体が発見されました。
ロシア軍が掌握を発表した、ウクライナ南東部マリウポリの市長顧問は24日、市内で「およそ200人の腐敗した遺体が発見された」とSNSで明らかにしました。破壊された建物のがれきを撤去していたところ、地下室で遺体が見つかったということです。
また、OHCHR(=国連人権高等弁務官事務所)は、ウクライナでこれまでに、258人の子どもを含む民間人3942人が犠牲になっていることを明らかにしています。
一方、ウクライナのガス輸送システム運営会社は、23日、ロシア軍の砲撃により、天然ガスの主要なパイプラインが破壊されたと発表しました。
ロシア軍が完全掌握を目指す東部2州でガスの供給が停止していて、市民の生活に大きな影響が出る恐れがあります。
こうした中、フィンランドとスウェーデンのNATO(=北大西洋条約機構)への加盟に難色を示しているトルコは、25日に両国の代表団と協議の場を持つと発表しました。
加盟の承認を条件に、武器の輸出規制解除などの妥協を引き出したい考えです。
(2022年5月25日放送「Oha!4」より)
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