林外務大臣が韓国・尹錫悦新大統領と会談 岸田総理の親書持参し  林外相「両国間の懸案の解決必要」と伝達｜TBS NEWS DIG

林外務大臣が韓国・尹錫悦新大統領と会談 岸田総理の親書持参し  林外相「両国間の懸案の解決必要」と伝達｜TBS NEWS DIG

岸田総理の特使として韓国を訪問している林外務大臣は、尹錫悦新大統領と会談し、日韓関係の改善のため「両国間の懸案の解決が必要」との考えを伝えました。

林芳正外務大臣
「日本の一貫した立場を直接伝達し、新政権側と緊密に意思疎通を行う重要な機会になった」

林大臣と尹大統領の会談は、およそ30分間行われ、冒頭、岸田総理からの親書が尹大統領に手渡されました。親書には「日韓関係全体の改善につなげていくことができるよう、閣下のリーダーシップに期待する」などと書かれています。

林大臣は会談で、ウクライナ情勢や北朝鮮問題などを念頭に、「現下の国際情勢において、日韓関係の改善は待ったなし」とした上で、徴用工訴訟など両国間の懸案の解決が必要だと伝えました。これに対し尹大統領は「日韓関係を重視しており、関係改善に向けてともに協力していきたい」と述べ、今後も日本と意思疎通を図ることに意欲を示しました。

会談を終えた林大臣は、韓国の外相に内定している朴振氏を近く日本に招き、対話を継続する意向を示しました。

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