【知床観光船事故】運航会社社長や事務所を家宅捜索 社長は無言で車に…
北海道・知床半島の沖合で観光船が沈没した事故で、海上保安庁は、業務上過失致死の疑いで運航会社の事務所などを家宅捜索しました。
海上保安庁は2日、業務上過失致死の疑いで運航会社の桂田社長と豊田船長の自宅のほか、事務所を家宅捜索しました。約10時間に及んだ事務所の捜索―。
記者「海保職員とどのような話をしたのでしょうか。何を押収されたのでしょうか」
桂田社長は無言で車に乗り込みました。
2日の知床半島沖は悪天候となり、行方不明者の新たな手がかりはありませんでした。
海上保安庁は、水深約115メートルの海底にある観光船「KAZU 1」について、今月上旬に民間業者の無人探査機で船内などの調査をする予定です。その後、深い水深でも潜水できる「飽和潜水」の技術を使って船内の捜索をする方針です。
また、死亡が確認された北海道・北見市の鈴木智也さんと大阪市に住む女性の身元が発表されました。これで、死亡した14人全員の身元が公表されました。
(2022年5月3日放送)
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