【木村多江】今年の漢字は“慈” 映画の謎解きポイントも明かす「“黒島ちゃん”の真の姿を…」 『あなたの番です 劇場版』インタビューリレー②
現在公開中の『あなたの番です 劇場版』より豪華キャストにインタビュー。“あな番出演者リレー”と題し、キャスト同士で聞きたいことをぶつけ合う質問リレーを9日にわたり公開します。原田知世さんからリレーをつないだ第2弾は、1人息子を溺愛する専業主婦・榎本早苗役の木村多江さん（50）です。
自身の2021年について、共演者だからこそ知るキャストの素顔。さらに、木村さんが出演者の視点で語る物語の見どころとは－。
――木村さんの2021年を“漢字一文字”で表すと？
慈愛の「慈」ですかね。コロナ禍でいろいろと大変なこともあったり、つらいこともあると思うんですけど、その中で小さなことを慈しんでいく、人に対しても、ものに対しても、自然に対しても。そういうことで心を少しずつ潤していけたらいいなというふうに。みなさんも少しでもそういうふうに思って過ごしていただけたらなと思ってきたので。
映画は、2019年放送のテレビドラマで描かれた「交換殺人ゲーム」が始まらなかったら…？という“もしもの世界”が舞台。船上で起こる連続殺人が描かれます。木村さんに出演者の視点で見どころを語っていただきました。木村さんは、ドラマではサイコパスな殺人犯だった黒島（西野七瀬さん）が注目人物だといいます。
――『あなたの番です 劇場版』が、より楽しめるポイントは？
映画の世界でも“黒島ちゃん”の真の姿を知ってしまうのか、それとも知らないでスタートしているのかというのは謎解きの1つになってくると思うし、“もしもの世界”でもやっぱり人の怖さとか愚かさとか、でもそこが愛おしい部分もあるし、世界が変わっても変わらないものってあるのかなって思いながら私も見ていたので、そこも楽しんでいただけたらいいかなと思います。
――木村さんには、原田知世さんから質問が届いています。『もし次いつか共演できるとしたらどんな役柄がいいですか？』
私も知世さんと共演できて幸せすぎて、ドラマの中で菜奈ちゃんが亡くなった時は悲しくて悲しくて、知世さんに会った時に抱きついて離れたくない気持ちでいっぱいになっちゃったんですよね。だから（田中）圭くんの気持ちはものすごくよくわかります。ただ（役柄で）「裏切っていくんだ」って思い始めてからすごく苦しかったんですよ。だからもし次、共演する時は絶対、知世さんを裏切らないお友達の役をやりたいです。
――原田知世さんはどんな方ですか？
知世さんが笑うとそれで私はきょう1日頑張れるっていう（笑）。知世さんに会いに行く、仕事しに行くんじゃなかったですね。知世さんに会いに行くってことを目的に頑張った感じがしますね。そういう人です。
あな番出演者リレー第3弾は、マンションの管理人・床島比呂志役の竹中直人さんです。
――竹中直人さんへの質問をお願いします
竹中さん、現場ではいつも口笛を吹いたり歌を歌ったり、みんなを笑わせたりしてくださってとってもステキな方だなって思ってたんですけど、実は、いったいどういう人なんだろう、シャイな方なのかな、なんて思ったりしていますが、ご自身ではどう思っていらっしゃるのか教えてください。
第3弾の竹中さんは、木村さんの質問にどう答えるのか？さらに、2021年一番ショックだったという、アクシデントを告白しています。
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