マリウポリの製鉄所20人退避軍医「ここには適切に治療する方法がない」複数負傷者の映像も

マリウポリの製鉄所20人退避軍医「ここには適切に治療する方法がない」複数負傷者の映像も｜TBS NEWS DIG

アメリカの俳優、アンジェリーナ・ジョリーさんが西部リビウを訪れ避難者と交流。首都キーウではペロシ下院議長がゼレンスキー大統領と会談しました。

子どもと遊ぶアンジェリーナ・ジョリーさん。4月30日、ウクライナのリビウを訪れ避難者と面会しました。

訪問中に空襲警報のサイレンが鳴るという場面もあったものの、子どもたちが入院する病院を訪れたほか、支援にあたるボランティアからも話を聞きました。

一方、首都キーウにはアメリカのペロシ下院議長が予告なしに訪問し、ゼレンスキー大統領と会談しました。

アメリカペロシ下院議長
「あなたたちの戦いは全ての人にとっての戦いです。私たちは戦いが終わるまで協力します」

こうしたなか、ウクライナの軍事組織「アゾフ連隊」の副司令官は南東部マリウポリの製鉄所にとどまる市民のうち、4月30日に20人を退避させたと明らかにしました。ウクライナ軍が統制する「ザポリージャに行くことになると思う」としています。

製鉄所の内部とされる映像には複数の負傷者が映っていて、軍医は「ここには適切に治療する方法がない」と訴えています。

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