【関越道バス事故】事故から10年 遺族ら追悼 防音壁に衝突…7人死亡
群馬県の関越自動車道で乗客7人が死亡した高速バス事故から29日で10年となり、遺族らが現場を訪れ犠牲者を悼みました。
この事故は2012年4月29日、群馬県藤岡市の関越自動車道で、石川県から千葉県の東京ディズニーランドに 向かっていた高速ツアーバスが防音壁に衝突し、乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負ったものです。事故の原因は運転手の居眠りでした。
事故から10年となった29日、現場には遺族らおよそ30人が集まり、発生時刻の午前4時40分に花を手向け、手を合わせて犠牲者を悼みました。
事故で母親を亡くした山瀬さんは現在、群馬県警で白バイ隊員を務めています。
山瀬俊貴さん「(母には)天国から自分たちを守ってほしいと改めて伝えました。細心の注意を払ってもらって、自分ができる運転をしっかりやってもらえれば、事故は少しでも減るのではないかと思っています」
(2022年4月29日放送)
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