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「絶対に娘ではない」3年前の不明少女との関連は・・・山梨・道志村で“人骨”発見か(2022年4月26日)
山梨県道志村で人の骨のようなものが見つかりました。見つけたのは、40代のボランティアの男性でした。男性は23日、写真を撮って、一旦、現場を離れたものの、25日、気になって、再び現場に戻り、警察に通報したということです。警察が、司法解剖を行ったところ、人の骨の可能性が高く、捜査関係者によりますと、頭の骨の一部とみられるということです。
山梨県道志村のオートキャンプ場では、2019年9月21日の午後、小倉美咲さん(当時7)の行方が、突然、わからなくなりました。
美咲さんの手がかりを求め、警察、消防、自衛隊による大規模な捜索は、すぐに始められました。捜索範囲が5キロに及ぶ日もありましたが、なかなか見つかりません。そして、美咲さんが行方不明となって10日目。家族は、公開捜査に踏み切りました。
美咲さんは、行方不明になった日、母親や友だちとキャンプに来ていました。そこで、美咲さんは、沢に遊びに行った友だちを、一人で追いかけていきました。美咲さんを見送ったのは、母親のとも子さん。時刻は、午後3時45分ごろでした。その15分後、友だちは帰ってきたものの、美咲さんの姿はありませんでした。
捜索は、16日間、延べ1700人態勢で行われましたが、美咲さんは見つからないまま。その後も、とも子さんは、キャンプ場の近くなどで、ビラを配り、娘を探し続けました。
今回、人の骨のようなものが見つかったのは、キャンプ場から南東に600メートルほど、離れた場所でした。
警察は26日、40人態勢で現場周辺の捜索を行いましたが、美咲さんの所持品などは見つかっていないということです。
美咲さんの母親・小倉とも子さん:「私も警察も消防も自衛隊も入っている場所なので、美咲ではないと、より思った。歩いていけない場所ではないが、かなり険しい山の中だと聞いたし、私どもの足でも入るにはかなり厳しい場所だったので、娘が1人で入れるような場所ではないと思っている」
警察は、家族にDNA鑑定への協力を求めました。とも子さんは、美咲さんのへその緒や乳歯などを渡したそうです。
美咲さんの母親・小倉とも子さん:「『絶対、美咲じゃないよね』と長女も言っていたので『そうだよ、私もそう思ってるよ』と答えた。無事を信じて、2年半、同じ気持ちで捜しているので、絶対、違うよねという強い気持ちで2人でうなずいて話した。無事に戻ってくると信じて捜し続けているので、行方不明になった現場近くで、このようなものが見つかるのは複雑な思い。絶対、戻ってくると強い思いで、あきらめずに活動を続けてきたので、ニュース見た方が、美咲のことを思い出してくださって、また情報をお寄せいただければ、娘が見つかるきっかけになると信じている」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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