「原因不明」子ども肝炎 国内で初確認か・・・重症例も(2022年4月26日)
WHO（世界保健機関）によりますと、原因不明の子どもの急性肝炎が、イギリスやスペイン、アメリカなど欧米を中心に12カ国で発生しているということです。
これまでに、生後1カ月から16歳まで169例が確認され、1割に当たる17人が肝臓移植を必要とし、少なくとも1人が死亡しています。
厚生労働省は25日夜、国内で初めて、この肝炎の可能性がある患者1人が報告されたと発表しました。
長崎大学大学院・森内浩幸教授：「もちろん、分からないことだらけではありますけれども、子どもの原因不明の肝炎そのものは、決して珍しいことではありません。ただし、今回は、かなりの子どもたちが肝移植が必要なほど重症例だということ。実際に、死亡例が出ているということは、非常に懸念すべきことだと思っています」
（「グッド！モーニング」2022年4月26日放送分より）
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