【新型コロナ】”ノババックス”開発ワクチン 19日にも承認の見通し
アメリカのバイオ医薬品メーカー「ノババックス」が開発した新型コロナワクチンについて、厚生労働省の専門部会は、製造・販売を承認することを了承しました。新型コロナワクチンとしては国内で4例目です。
専門部会は、「ノババックス」が開発した新型コロナワクチンの製造・販売について了承しました。19日にも、厚生労働大臣が正式に承認する見通しで、国内では、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカに続いて4例目の新型コロナワクチンになります。
このワクチンは、従来のインフルエンザワクチンなどで使われる「組み換えたんぱくワクチン」と呼ばれるタイプで、武田薬品工業が山口県の自社工場で製造します。
原則として、3週間間隔で2回接種し、2回目接種から少なくとも半年経過した後に3回目の接種ができるとしています。
アメリカなどで3万人規模で行った臨床試験では、2回接種で90.4%の発症予防効果が確認されたということです。
厚労省は、近く、別の専門部会で、公費で無料で受けられる臨時の予防接種の対象にすることを決める方針で、早ければ来月下旬、各自治体にワクチンが配送され次第、予防接種が始まる見通しです。
(2022年4月19日放送)
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