「クレベリン」広告“根拠認めず”で措置命令 東京高裁が差し止め認めず

「クレベリン」広告“根拠認めず”で措置命令 東京高裁が差し止め認めず

空間のウイルスや菌を除去できるとうたう商品、「クレベリン」の広告について「根拠がない」とした消費者庁の措置命令に対し、製造販売会社が差し止めを求めた申し立てを東京高裁が退けたことがわかりました。

大幸薬品が製造・販売する「クレベリン」を巡っては、消費者庁が、今年1月、「空間に浮遊するウイルス・菌を除去」などと表示した広告について、「合理的な根拠が認められない」として6つの製品のうち4つについて広告をやめることなどを求める措置命令を出しました。消費者庁は、残りの2つの「置き型」の製品についても、広告の根拠がないとして措置命令を検討し、大幸薬品側と主張が対立していました。

大幸薬品によりますと、きのう、東京高裁は、大幸薬品側の主張を認めない決定を出したということです。消費者庁の主張が認められた形で、大幸薬品は取材に対し「決定内容を精査して今後の対応を検討する」としています。
（14日13:32）

#クレベリン #広告 #東京高裁

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