【閉店の「丸亀製麺」】ロシア側企業 店名変え“無断営業”
ウクライナへの軍事侵攻を受け、ロシア国内の店舗を閉店したうどんチェーン「丸亀製麺」についてロシア側企業が店名を変え、無断で営業しているとみられることがわかりました。
モスクワ市内で先月まで「丸亀製麺」として営業していた店舗は10日時点で店名を「マル」に変えて営業を続けていました。
「丸亀製麺」はウクライナ侵攻を受け、ロシア国内の全店舗を閉店していますが、フランチャイズ契約を結んでいたロシア側企業が無断で営業を続けているとみられます。
「丸亀製麺」を運営するトリドールホールディングスは「名称や類似サービスの継続は認めておらず、状況の是正を交渉中」だとコメントしています。
外資系企業の撤退や制裁などでロシア経済には深刻な影響が出ています。世界銀行は10日、ロシアの今年のGDP、国内総生産が、前の年からマイナス11.2パーセントと、大幅に落ち込む予測を示しました。
一方、ロシアの攻撃を受けているウクライナはマイナス45.1パーセントと、さらに大幅な落ち込みになると予測しています。
(2022年4月11日放送)
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