【気温”急降下”】“実がデコボコ”いちご狩りがピンチに…
1日朝は気温が一気に下がり、先月31日より1枚多く上着を羽織った人も多かったのではないでしょうか。この寒暖差で、いちご狩りがピンチに陥っているところもあるといいます。
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千葉・大多喜町では1日午後8時ごろ、桜が咲き誇る中、しんしんと降る雪が撮影されました。撮影した人によると、朝に雨から雪へと変わり、1時間半ほど降り続いたといいます。また、千葉市では、みぞれを観測しました。
神奈川・相模原市でも朝、桜に雪が降り積もっていく様子が撮影されました。
東京の上野公園では正午ごろ、花冷えとなる中、人も、わんちゃんも、思わぬ寒さに厚着をして、お花見をする姿が見られました。
来園者からは次のような声が聞かれました。
「（わんちゃんが）一番寒がり」
「中に機能性インナーとか着て冬仕様で来たんですけど、それでも結構、朝は寒かったなって」
「寒暖差がある時に一度、のどと鼻が風邪っぽくなってしまって」
1日、東京都心の最高気温は12.4度と、3月上旬並みの寒さになり、前日より、一気に10度も低くなりました。先週も、22日に季節外れの雪が降ったかと思いきや、その後は、気温が急激に上昇し、27日には21.4度となりました。そして、2日後の1日には再び、12.4度に急降下しました。気温の乱高下が続いています。
季節外れの寒さにより、東京・渋谷でランチ時に人気となっていたのが、辛みが効いた麻辣と、濃厚な白湯を楽しめる温かい火鍋。
お客さん
「体をあったかくしたいなと思った」
お客さん
「寒かったので鍋日和だなって思いました」
中国火鍋専門店小肥羊渋谷店 橋本翔店長
「気温が下がってくると（火鍋を）召し上がる方が増えてきます。（注文は）女性の方が多いと感じますね」
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この寒暖差で、ピンチに陥っているフルーツもあります。
東京・三鷹市にあるいちご農園では、2週間後に始まる「食べ放題のいちご狩り」に向け、実を育てている最中なのですが、寒暖差の影響で、実がデコボコとしてしまい、売り物にならないいちごが多いといいます。
いちごランド 以志井農園・石井昭広園主
「こういう奇形果がすごい増えちゃったと。食べられなくないけど、売れない。今のこの時期の寒さは、ちょっと、うちとしてはつらいかなと」
日照不足によって、実が赤くなるのも、遅くなっていました。そのため、2週間後に迫ったいちご狩りも危機に陥っているといいます。
いちごランド 以志井農園・石井昭広園主
「この感じだと（食べ放題のいちご狩り開始は）難しいかな」
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寒暖差の影響は、お肌にも出るといいます。原宿にあるコスメの店では──
お客さん
「乾燥がひどいなって」
「肌荒れがちょっと」
アットコスメトーキョースタッフ 一倉麻衣子さん
「寒暖差で肌を守る機能が少し弱まるので、いろんな肌荒れを起こしやすい季節になっているので、たとえば、乾燥・赤み・ほてり・かゆみ・ニキビ・毛穴とか、本当に様々なお悩みが出てきます」
寒暖差によって乾燥やニキビなど肌トラブルを起こしやすくなるというのです。
アットコスメトーキョースタッフ 一倉麻衣子さん
「額の部分と頬の部分が乾きやすいんですね」
アットコスメトーキョーでは、お客さんひとりひとりの悩みを聞き、寒暖差の激しい時期にあった乾燥を防ぐスキンケアなどを提案してくれます。
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2日も気温は低めですが、3日からは、日に日に暖かくなる予想です。
(2022年4月1日放送「news every.」より)
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