【越境】コロナ禍で増える“異業種”参入 工事仲介業が”焼き芋”販売も

【越境】コロナ禍で増える“異業種”参入 工事仲介業が”焼き芋”販売も

【越境】コロナ禍で増える“異業種”参入 工事仲介業が”焼き芋”販売も

長引く新型コロナウイルスの影響で、今、本来とは全く違う異業種に参入する企業が増えているといいます。工事仲介業の会社が乗り出したのは、なんと、焼き芋の販売。そのワケを取材しました。

化粧水や乳液にクリーム。これらの化粧品を販売するのは、全くの異業種である家電メーカーの「シャープ」です。

シャープココロライフ COCOROストア推進部・森真世佳課長
「シャープ直営のオンラインストアの方を運営しております」

その意外なきっかけは――

森真世佳課長
「約2年間、シャープマスクの方の販売を行っておりまして、マスクによる肌悩みがあるということが、アンケートの結果からもお声がありましたので」

シャープは2年前に不織布マスクの製造販売に乗り出したマスクによる肌荒れの悩みを抱える人が多いことを知り、今回、新たに化粧品事業に乗り出したということです。

今、全国に続々と展開している“異業種”があります。

アルペンアウトドアーズ 港北ノースポートモール店 店長代務・長谷川真清さん
「スキー用品で思うような売り上げをとることができないというところで、“アウトドア用品”に特化した」

アウトドア用品の専門店、アルペンアウトドアーズです。

お客さん
「広くて見やすいですよね。物もいっぱいあるので」

スキー用品の売り上げが落ち込んでいたことがきっかけだといいますが、4年間で14店舗にまで拡大しました。

さらに、この“コロナ禍”で、長谷川さんは「おうちの中でアウトドア楽しむところを、お客様ご自身でやっていただいて、非常に売り上げ自体は好調に推移」と話しています。

4月1日にオープンする新宿の大型店舗でも、アウトドアグッズ売り場を大きく展開するということです。

まるでスイーツのような蜜がたっぷりで、あっつあつの焼き芋。作っているのは、栃木県で工事の仲介業などを行っている会社です。

異業種の「食」へと乗り出したきっかけは――

オレンジ 営業・石川美咲さん
「本当にただの石なんですけど、これで焼くと、またちょっと違う“おいも”ができるよってことで」

取引先から特殊な遠赤外線効果をもつ鉱石の話を聞き、社長が実際に焼き芋を食べてみたところ、そのおいしさに感動。コロナ禍で本業の業績が落ち込んでいたことから、思い切って今年1月、「焼き芋の製造販売」に乗り出したのです。

石川美咲さん
「近くの方から遠方の方まで、遠い方だと青森の方からやってきましたという方がいてびっくりしましたね。(本業が)この先どうしようというところだったんだけど、“起死回生”して」

異業種の「食」への挑戦は大成功。今後は地元の農家から直接さつまいもを仕入れるなど、事業を拡大する予定だということです。
(2022年3月31日放送「news every.」より)

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