アニポケ脚本家・首藤氏の考えていた「最終回プロット」と、「実際に放送された最終回」の対比が興味深い
「ポケモンの存在しない世界で夢から覚めたサトシが現実に戻っていく」
結果的に行き着いた最終回
「ポケモンマスターという果てしない終わりの見えない夢に向かって駆け出していくサトシ」
当時と今では物事の見方も異なるからだろうけど、見事に対照的になった…
ユアストるとこだった・・アブねぇ・・
今なら間違いなくそうなるでしょうね…
ただ、1997年当時なら今とは考え方も異なっていたから…
90年代後半はノストラダムスとかもあって悲観的な作品が多かった印象
なんだそのシン・ポケットモンスターみたいな終わり
当時はエヴァの爪痕が特に色濃かった時代でもあるから、なおさらそんな感じのプロットでもおかしくなかったんですよね…
こんな長く続いて最後は夢オチエンドとかめっちゃしらけるわ
夢オチエンドじゃなくてほんと良かった
最初は続いても2-3年で終わる予定だったからこその
「首藤氏の初期案」
2-3年で終わらなかったのだから、
ただの没案でしかないし、重く考えなくていいかと。
今でなく、旧無印の段階でも
「そんな終わりにならなくてよかった」なんだし。
現在ポケモンは世界的コンテンツでポケモンのいない世界はありえないから後者になった感じでしょうね。
ポケモンが長く続かないコンテンツだったら前者とかありえたかもしれません。
チャンピオンを「ゴール」ではなく「自分はまだチャレンジャー」って表現がサトシらしいなって思いました。
これからふと思い返して寂しくなるんだろうけど、少なくとも今はサトシの旅を見れて良かったという気持ちの方が大きい
今回のめざせポケモンマスター編は初代のスタッフが結集した、ということもあり、かなり首藤先生の想いを継いだ内容、着地点だったと思います。
人とはなにか、ポケモンとはなにか、について考えさせられる回がありましたし、見終わった子は「新しい一歩を歩んでもらいたい」で共通してますからね。