【悲報】彼女に120万円のピカチュウの婚約指輪をプレゼントしたら泣かれる 「事前に相談してほしかった」
俺と彼女が仲良くなったきっかけはポケモンGOだった。
同じサークルの彼女のことが気になって、世間話をするだけの関係から距離を縮めたくて、彼女が当時ハマっていたポケモンGOを始めた。
その1年後に交際が始まった。その頃には彼女はポケモンGOは飽きて辞めてた。だけどピカチュウは好きらしく、スマホのロック画面をピカチュウにしたり、ピカチュウのグミを買ったり、冷蔵庫にピカチュウのマグネットを付けてた。
一昨年のホワイトデーはTIFFANYのネックレスと一緒に、ピカチュウのチョコレートをプレゼントした。めっちゃ喜んでくれて、そのチョコレート画像をLINEのアイコンにしてくれたのだ。
今年のホワイトデーは彼女にプロポーズしようと試みた。以前から時々結婚の話をしてたしOK貰えるのは分かってた。
昔一緒にドラマを見たときに「箱をパカッってやるプロポーズ」のシーンで、彼女が「いつかああいうのされたい」と言ってたから、サプライズで同じことをやると決めた。
プロポーズの婚約指輪をどこで買おうか迷ってたら、Googleの広告にピカチュウの婚約指輪が出てきた。彼女にスマホの画面を見せて「こういうのがあるらしいよ」って伝えたら「可愛い!ほしい!」ってはしゃいだ。その日の夜、ピカチュウの指輪を注文した。
指輪はプラチナ素材で、オスとメスのピカチュウ(ゴールド素材)が仲良くダイヤモンドを見つめてるデザイン。指輪ケースはモンスターボールみたいになってる。ダイヤモンドは1ctで、120万弱だった。給料の4ヶ月分くらい。
ホワイトデーの日、俺は「バレンタインのお返しだよ」と言って彼女にモンスターボールを見せた。パカッて開けて「結婚してください」と告げた。彼女は固まったような表情をして1分くらい沈黙が続いた。
しばらくして、彼女が笑いながら「これっておもちゃ?びっくりした」と言ったので「婚約指輪だよ。ダイヤモンドだよ」と言うと、またしばらく沈黙して泣き出してしまった。
話を聞くと「買う前に相談してほしかった」と言われた。彼女は婚約指輪を買ってくれるならこれにしたい決めたものがあったらしい。0.20ctで27万くらいの指輪だった。
彼女はそこまでファッションに興味のあるタイプじゃなかったので、ほしい婚約指輪があったことに驚いた。奮発して買った120万の婚約指輪が嫌だと泣かれたことで俺もショックを受けて、未だに立ち直れていない。
プロポーズはOK だったんだけど、あれから会うたびに「婚約指輪、事前に相談して欲しがったな~」とねちねち言われてキツい。
彼女はInstagramやってて、いつも俺とのデートの食事とかプレゼントの写真を必ず載せるのに、ピカチュウの婚約指輪は載せてない。
俺は病院で理学療法士という仕事をしていて、安定はしてるけど給与は看護師の彼女より低い。120万の指輪は相当頑張って買ったのに。
「欲しかった27万の指輪はいつかプレゼントで買うよ」とLINEをしても「婚約指輪は2つもいらない(笑)」と返される。
マリッジブルーになりそう。