“お手柄”嘱託警察犬に感謝状 行方不明69歳女性をタオルケットの匂いから発見
行方不明になった女性を見つけ救助に貢献したとして、嘱託警察犬に感謝状と好物の大きな骨が贈られました。
緊張からか、訓練士の手を持つ大きな犬。4歳のメスのシェパード、エレナ号は千葉県警の嘱託警察犬です。
嘱託警察犬は、普段は民間の訓練施設で過ごしていて、正規の警察犬が対応できない際に警察の要請を受け、事件の捜査や行方不明者の捜索などにあたります。
エレナ号は今月9日、千葉県山武市で自宅から行方不明になった69歳の女性をタオルケットの匂いを手掛かりに見つけだし、救助に貢献しました。きょうは千葉県警から感謝状と好物の骨が贈られました。
山武署 大田裕介署長
「勇猛で、本当に活躍してくれたんだなと思います」
エレナ号を訓練し、今回の捜索にも関わった訓練士の大野晴美さんは、「嘱託警察犬の訓練士を14年間やってきて、初めて役に立ててほっとした」「エレナ号には今晩は魚のおやつをあげたい」と話していました。
（17日20:36）
