【北新地放火殺人】死亡の容疑者を書類送検
大阪・北新地のクリニックで26人が亡くなった放火殺人事件で、警察は死亡した当時61歳の容疑者の男を放火と殺人などの疑いで書類送検しました。
去年、大阪・北新地のクリニックで起きた事件では、心肺停止で搬送された被害者26人全員が死亡しました。
警察は、谷本盛雄容疑者が火をつけたとみて調べていましたが、捜査関係者によりますと容疑者のスマートフォンに、「道連れ」や「自殺願望」などの言葉を含む検索履歴が残っていたことが新たに分かりました。周りの人を巻き込んで自殺する、いわゆる「拡大自殺」を図ったとみられています。
17日で事件発生から3か月となるのを前に、警察は谷本容疑者を放火と殺人などの疑いで書類送検しました。
今後、容疑者死亡で不起訴となり一連の捜査は終結しますが、遺族の代理人は「動機など真実を明らかにするよう捜査を尽くすことが重要だ」とコメントしています。
（2022年3月16日放送）
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