「選択を迫られなくてもいい社会を築けたら」市長が産休・育休取得へ 全国初 京都・八幡市

「選択を迫られなくてもいい社会を築けたら」市長が産休・育休取得へ 全国初 京都・八幡市

京都・八幡市 川田翔子 市長(35)
 「妊娠が分かったのが、今年に入ってからなんですけれども、産休の取得を予定している」

 きのう(21日)、産休と育休の取得を発表した、京都府八幡市の川田翔子市長。現職の首長として、全国で初めてとみられています。

 川田市長は京都大学を卒業後、京都市役所に約7年間勤務。3年前、33歳の若さで八幡市長選に出馬し当選。当時、全国最年少の女性市長として注目を集めていました。

 今年1月には自身のSNSで結婚を発表。「女性が仕事と家庭を両立できるというロールモデルを目指したい」と語っていた川田市長。きのう(21日)、自身の出産について発表しました。

 川田翔子 市長
 「行政のトップとしてもきっちりと産休を取っていくことで、働きながら仕事と育児の両立をしやすい体制の整備であったりとか、ひいては子育てを応援する街だというメッセージを皆さんにお伝えすることができる」

 出産予定日は9月ごろで、産休期間は産前に6~8週間、産後は8週間の予定です。市長が不在の間は、副市長が代理で職務を行うほか、重要な案件については、電話などで対応するということです。

 ただ一定期間、産休・育休を取り、公務を離れることについて、葛藤もあるといいます。

 川田翔子 市長
 「仕事を頑張るのか、そういった妊娠・出産といった家庭のライフイベントをとるのか、二者択一を迫られている実感があった。選択を迫られなくてもいい社会を築いていけたらいいなと」

 自治体トップの産休・育休取得について、八幡市民は…。

 40代女性
 「育休が取りやすくなるというのは、すごいうれしいと思う。同じ女性として市長が取ってくれたら、ほかの会社・企業も取りやすくなってうれしいと思う」

 30代女性
 「自分ももうすぐ子供が生まれる身なので応援したい。『(産休から)早めに仕事も再開したい』という思いもあるし、『しっかり赤ちゃん育てていきたい』という葛藤もある。(市長は)立場もあるから難しい問題だなと思う。でも頑張ってほしい」

 80代男性
 「そらええことやんか~なあ。ゆっくり休んで、子ども(育ててくれたら)。これからずっと広がっていったらいいな」

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