「宝塚音楽学校」で１０８期生が卒業式 ３８人がタカラジェンヌに 初舞台は来月予定（2022年3月14日）
未来のタカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校で卒業式が行われました。
黒紋付と緑の袴姿で卒業の日を迎えたのは第１０８期生３８人です。宝塚音楽学校では「卒業式だけは学び舎から送り出したい」とこれまでは講堂で行ってきましたが、今回は感染対策でより広い宝塚歌劇内のホールで初めて行われ、卒業証書も総代表１人が受け取りました。
１０８期生は新型コロナウイルスの影響で戦後初となる入学式の延長を経験。行事も中止となるなど異例の学校生活となりましたが、２年間、歌や踊りの厳しいレッスンに励んできました。
（卒業生総代 岩永佳那子さん）
「当たり前であったことが当たり前でない日々でしたが、宝塚音楽学校では、ただひたすらに芸事を学び打ち込むことができる恵まれた環境で過ごさせていただけたことが、どれほどありがたいことか痛感しております」
卒業生は３月１５日に宝塚歌劇団に入団してタカラジェンヌとしての一歩を踏み出し、４月２３日の星組公演が初舞台になるということです。
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