膨れ上がる避難民 ウクライナに戻る人も・・・なぜ？(2022年3月14日)
戦禍を逃れた多くの人が身を寄せるポーランド東部の駅から報告です。
（金井誠一郎記者報告）
現在、ポーランドとウクライナの国境から、車で15分ほどの場所に来ています。黄色い建物が、出入国の審査を行う場所です。
そして、建物の前に今並んでいる手すりの左側の人。あの人たちが、今からウクライナに入国しようと審査を待っている人です。13日はこの場所に100人以上の列ができていました。
なぜ今、ウクライナに戻るのかというと、ウクライナの深刻な、危険な状況にあるの分かっているけれども、家族が待っているため一度戻ってサポートしたい人や、混乱のなかで、パスポートなしで特別に出国してきたため、一度ウクライナに戻ってパスポートを作らないと、ポーランド以外、他の国に出国することができない、という人がいました。
（Q.避難している人たちの様子、それから現地のサポートは？）
出てきた人は今からポーランドに入ってきた人たちです。避難が長期化するなかで多くの人は、「疲れがたまってきていて夜も眠れない」と話しています。
現在、ポーランドでは、国内で仕事を探し始めるウクライナの人、そういったウクライナの人に、ポーランド語を教えるといった取り組みも始まってきています。
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